5月28日、29日の2日間、社員のための「グリーフサポート」研修が行われました。

 

「グリーフサポート」の第一人者で、ジョン F .ケネディ大学大学院にてグリーフケアに関する修士号を取得した、

株式会社ジーエスアイ・代表取締役の橋爪謙一郎氏を講師に迎え、全6回からなる研修の第1弾。

 

「深い悲しみ」や「悲嘆」を意味する「グリーフ」を学ぶ前に、葬儀についての意識や終活に対しての意味、

葬祭業のとらえ方などについて改めてお話をいただき、「なぜグリーフなのか」についての理解へとつながりました。

 

 

大切な人や物を喪った際に起こる身体上、精神上の変化を指す「グリーフ」。

死別をはじめ、離婚や子どもの進学・就職、引っ越しなどさまざまな状況で経験し、

その喪失に対する自然な反応であるとともに、誰にでも起こり得る事とのこと。

 

また、その際に起こる変化について、知識を持っているかどうかが、一番大切であるとのことで、

これまでの経験や自身のことなどについて互いに開示・共有するグループワークも行いました。

 

橋爪氏からの様々なエピソードを交えての研修は、たくさんのことを学ばせていただくとともに、

大変有意義な時間となりました。

 

◆グリーフサポートセミナーを受講したスタッフの感想◆

 

2日間でいろんな知識を得て、たくさんの体験談を聞くことができました。

私はまだ入社してから一年にも満たない月日で、葬儀の知識についても浅く、

葬家側の経験も僅かなので、できることには限りがありますが、

お客さまに対しては、お話を聞いて差し上げることができることなのだと感じました。

これまでもお話を聞くことはとても大切なことだと思って接していましたが、

できることの少なさに正直不安でもありました。

ですが、橋爪先生のお話の中で

「人は溜まっていたものを誰かに話す、聞いてもらうだけで心がスッキリする」

「やってほしいことよりも、やってほしくないことほど明確に分かっていて伝えることができる」

という言葉を聞き、自分が唯一できることに対して自信を持つことができたとともに、

受け止めて差し上げるべきなのだと思いました。

そして、私たち葬儀社にできる【不安を取り除くこと】なのだと、身を以て教えていただきました。

 

また、私たち自身も体験談を話す機会を与えていただきました。

その場の空気はなんだかスッキリしていたようにも感じますし、

それ自体がグリーフケアになっていたような気がします。

あと2段階に分けてセミナーを受けることができますが、

その時間の中で私ができることを増やしていきたいです。

そしてお客さまには、心残りのない気持ちで、また穏やかな顔で帰っていただけるよう、

サポートできるようなスタッフを目指します。

 スタッフ:N

 

 

「ご遺族の不安を安心に変えること」

「葬儀の段取りをすることにも増して、どんな不安がおありになるのかを理解し取り除くこと」

「葬儀の意味をお伝えし、悔いの残らないようにして差し上げること」

このようなことについて、これまで以上に意識して参りたいと思いました。

また、大きな悲しみと向き合い混乱しているご遺族にどのように接して行けば良いのか、

資料を工夫するなど、これからもしっかりと学び、

最後は良い葬儀だったと言われるように努めていきたいと思います。

スタッフ:T

 

※グリーフとは

思いのままに気持ちや感じていることを表に出せず、心にフタをして抑え込んでしまった状態を英語で「グリーフ(grief)」と言い、日本では主に「悲嘆」と訳されています。

死別をはじめとする喪失体験の後、何か体の一部をもぎ取られたように、心にぽっかりと穴が開いたような感じや、何ともいえない感覚や気持ちになることがあります。

仕事に追われたり、生活を続けなければならないといった事情や、地域の習慣や風習、「泣くのは弱い証拠」などといったような周りの人々の誤解や常識などの様々な理由によって、グリーフを抱えることがあります。

(出展:株式会社ジーエスアイHPより)