スタッフブログ」カテゴリーアーカイブ

2022.02.26

あたたかい小さな家

今日は、平安閣の家族葬ホール、平安閣カシータについてお話したいと思います。

どうぞ、宜しくお願い致します。

こちらのカシータは、ご安置部屋・式会場が隣同士になっており、好評を頂いております。

会場と隣同士なので、「時間に余裕をもてること」「忘れ物の心配がないこと」

など様々な利点があります。

あるときは、どうしても都合が合わず、葬儀当日は来られない

というご挨拶に来られたお客様に、「葬儀会場をみていきませんか?」

と喪主様がお声をかけられていました。


会場を眺めながら、個人様をしのんだゆっくりとした時間をお過ごしに

なられていたのをとても素敵に感じました。

そういったご縁を大切に出来るのも、すぐ隣だからこそ、かもしれません。

あたたかい小さな家

こういったあたたかいエピソードがたくさん増えることを願って。

スタッフ一同、お手伝いさせていただきます。

こちらはご安置室、マーレです。

茶を基調としており、青森の海をイメージした、落ち着いてお過ごし頂けるお部屋になります。

ベッドは2つご準備しており、その他、布団もご用意しております。

十分な広さをもったお部屋になるので、

来客対応や複数人でのお泊まりも心地よく、お過ごし出来ると思います。

こちらは、チェーロです。

白とターコイズブルーを使った、青森の空をイメージしたお部屋になります。

こちらは、ベッドではなく、お布団を対応したお部屋です。

こちらで、とても印象に残っている出来事がございます。

奥様をなくされたご主人様が、リビング葬を行った時のことです。

ティファニー色の壁紙と、お花がたくさん飾られた祭壇をみて、

「ちょっとした結婚式みたいだなー」

と奥様がきっと喜んでいると涙ぐんでいらっしゃいました。

私は、スタッフとして式に入っていたのですが、奥様との思い出話などをきいて、

しあわせのおすそわけを頂きました。

こうして、お客様から学ばせて頂くことが多い中で、私達からも、

心配りのあるお手伝いをしていけたらと、毎日励んでおります。

どちらのお部屋も、青森藍を使用したものや、ブナコなど。

より、青森を感じられるお部屋になりますので、ぜひご見学・ご相談ください。(要予約)

 

そして、只今

みおくり邸宅オープンキャンペーンを開催中です。

期間中にご入会のお客様へ前回好評だった

青森藍セット、キレイキレイギフトセットなどなど嬉しい特典をご用意しております。

ぜひご入会ください。

ご連絡先
株式会社リンクモア
0177351407

                                        まちこ

2022.02.19

改めて感じた、青森の葬儀

先日、県外にいる友人と話をしていたのですが。

その時に何年か前に葬儀に参列する機会があって

青森と違う事に驚いたことを教えてくれました。

他の地域とは、火葬をするタイミングが違って驚いたそうです。

小さい頃に母方の祖父が亡くなり、その時に初めて葬儀に参列しました。

小さい頃は何も気にする事もなかったですが、

運転免許を取得したころに父方の祖母、伯父、従兄弟と続き、社会人になったころには

火葬のあとにお通夜とお葬式があたり前に感じていました。

でも、他の地域の方から見たらこの火葬のタイミングは驚くのでしょうね。

普通はお通夜やお葬式を終えたあとに出棺をして火葬を行うことが多いみたいですね。

青森のように、火葬のタイミングがお通夜よりも先のことを前火葬といいます。

亡くなられた日から2~3日たつとお通夜よりも先にお骨になってしまうので、

故人様と最後のお別れをされたい場合などはお通夜より先に

亡くなられた方のいる場所へ訪れなくてはなりません。

これは遺体が腐敗してしまうことを恐れた津軽藩の藩主が先に火葬をしたことが

きっかけとの説や、雪が厳しい地域で簡単に人が集まることができない土地柄から

先に荼毘にふす方がいいという説やなどがあります。

 

火葬のタイミングが違うのも驚きましたが、

もう一つタイミングが違うことがあるのも知りました。

香典返しのタイミングも違うみたいです。

亡くなられた方の49日の法要が終わったころに、香典返しをいただいたそうです。

青森以外の地域では、弔問客にお渡しする香典返しは49日の法要が終わってからが

通常の風習みたいです。

青森では葬儀の当日にその場で香典返しをお渡しするので、聞いた時は驚きました。

青森は一般の参列者はお通夜に参加することが多いと思っていたのですが。

実は青森市や弘前市がそうなのですが、八戸市近辺の地域は

お葬式に参列することが多くあるそうです。

お通夜には近親者のみでおこなって多くの弔問客は

お葬式に参列という流れになっているみたいです。

同じ県内でも地域で違うのを初めて知りました。

忌明けの時期に違いもあるみたいです。

青森市は三七日なのですが、八戸市は五七日なのだそうです。

 

青森に生まれ育って、知らないことがまだまだありますが。

他の地域との葬儀の違いは経験した方からのお話を聞かないと

気がつかないことばかりだなと実感しました。

 

                               ちま

2022.02.05

忌明けとその後について

みなさん、忌明けという言葉を一度は耳にした事があると思いますが、なにをどうすればいいのか、わからない方も多いと思います。

本日は、忌明けと忌明け後についてお話したいと思います。

『忌明け』とは遺族が喪に服す期間を終えることで、仏教では四九日の法要を行います。四十九日を忌明けとする理由としては、人が亡くなった日を1日目として49日間を「中陰(ちゅういん)」と呼びます。冥途(めいど)と呼ばれる死者の魂が行く世界には、十王(じゅうおう)が存在し、7日ごとに十王による裁きが行われ、49日目に泰山王(たいざんおう)の裁きを受けて故人の霊が極楽浄土に行けると信じられています。

そのため、49日を最初の忌明けとしているそうです。

四十九日に行う儀式には  ●四十九日の法要 ●納骨法要 ●開眼法要などが行われます。 

【開眼法要】とは葬儀が終わるまでの間、祭壇に安置する仮の位牌「白木位牌(しらきいはい)」から本位牌に変える儀式です。仏像の目を開くという意味があり、仏壇や位牌などを新しく購入した際に、僧侶に読経をしてもらうことを開眼供養と言います。四十九日が過ぎた後に、白木位牌は菩提寺に納めます。

神道では10日ごとに祭典を行い、五十日祭の翌日に清祓いの儀を行い忌明けになります。ちなみに、キリスト教では忌明けという概念はありません。

 

◆忌明けまでにしてはいけない事

◎忌中や喪中は祝い事を避けた方がよいとされています。

・結婚式、七五三

・年始の挨拶

・お中元やお歳暮

・神社に参拝しない

◎旅行や飲み会、引っ越し、家の新築などはどうなのか

・旅行や飲み会参加は実は厳密な決まりはないため、参加しても問題ありませんが、「忌中に飲み会に行くなんて」「忌中に旅行?」と思われる可能性もありますので、相談して決めた方が安心ですね。

・引っ越しや新築については、四十九日が過ぎるまでは引っ越しや家の新築は避けたほうがいいと言われています。というのも、故人の魂は四十九日を過ぎるまでは家にいると考えられているためです。故人の魂を遺したまま、引っ越しや新しい家に移るのは避けたほうがいいみたいです。

ですが、現代では仕事や学校の関係で忌中に引っ越しをする人もいますので、家族とよく相談して決めるのがいいと思います。

 

◎故人との関係で忌中の期間が変わるの?

親族が亡くなったら忌中というイメージがありますが、実は親族であっても故人との関係で忌中の期間が変わります。

一般的に

親や配偶者      50日

祖父母        30日

兄弟姉妹・子ども   20日

孫          10日

*親戚にあたる叔父叔母は20日

従兄弟は1~3日とかなり少なくなっています。

 

◆忌明け後にする事

・忌明けの挨拶状

・形見分け

・法要:百箇日、一周忌

 

以上、忌明けまでしてはいけない事・忌明け後にする事をまとめてみました。

忌明け前後の過ごし方を覚えておくと、少しは安心して過ごせるのではないでしょうか。

忌明けの挨拶文・法要の相談など、どんな些細な事でも構いません。

お困り事がございましたら、お気軽にリンクモア平安閣 017-735-1407へ

                                        まめ

2022.02.01

葬儀の風習.しきたりあれこれ

その土地、その地域だけに存在するユニ-クな葬儀の習慣や

しきたりがたくさんあるのをご存知でしょうか?

他県の葬儀に参列する機会は少ないため、一般てきなお葬式のマナー知っていても、

自分の住んでいる地域のお葬式との違いに驚いてしまう人は少なくないとおもいます。

 

青森の場合は、

・葬式の前に火葬をする前火葬

お通夜の前に火葬を行うのが多い。

雪深い地域では親戚が集まるまで時間がかかるから

先に火葬を行うようになったといわれています。

最近では、火葬場の都合や諸事情でお通夜の後に火葬と行うケ-スも

増えてきていつように思います。

・お葬式の後の法要をまとめて行う取り越し法要

葬式、お葬式、納骨の後に、四十九日や百カ日までまとめて行う。

遠方から何度も参列していただくのは大変という配慮からだと聞いたことがあります。

・骨箱から骨だけを出して納骨する

全国的に骨壺に入れたまま納骨することが多いと思いますが、

「ご先祖様と一緒に眠る」「土に還る」とことから容器から出して

納骨すると聞いたことがあります。

・家の玄関の両側に「もんがり」をする

 最近はみかけなくなりましたが、木の棒を2本交差させて、×印にして門に飾ります。

・タワーのような盛篭が並ぶ

・一般の人でも死亡広告をだす

・実物のかわりに花輪ポスターを貼る

 供物代として葬家に現金を封筒に入れて香典とは別に渡す。

 冠婚葬祭を簡略化する運動が進められたことが関係していると言われています。

・香典返しは「当日渡し」として、葬儀当日に渡す。

・「津軽」と「南部」ではお葬式も違う

津軽地域は、一般に通夜に多く参列するが、南部地方の八戸周辺では、

通夜は近親者のみで行う「自宅通夜」が多く、一般の参列者はお葬式に参列する。

お葬式に参列する際に詳しく知りたい時は、葬儀社や地元の方に

確認されることをお勧めします。

 

コロナの影響で、葬儀が大きく変わろうとしています。

会葬時間を設けて行う葬儀や身内のみで行う家族葬・一日葬が増えきています。

三密防止のために参列者には会葬時間内で焼香のみでお別れをしていただいております。

参列者への配慮からなのですが寂しく思うことがあります。

 

新青森駅前に新しい家族葬ホ-ル「みおくり邸宅」をオ-プンする予定です。

1日1家族に限定した宿泊型の為、家族や親しい知人が集まって、

故人との最後の時間をゆっくりと過ごしてお見送りをして頂ける施設となっております。

オ-プンした際には、是非一度、見学にお越しください。

お待ちしております。

                                    (りんご)

 

2022.01.19

お葬式をあげる意味と家族葬

お葬式はなぜあげるのか、考えたことはありますか?

お葬式は、「命の重み」を再認識する場ではないでしょうか。

お葬式を通じて、生と死の重さを知り、故人様に寄せる想いや痛みなどを感じ、

命の尊さを感じとる…
 

一概に言えるものではないかもしれませんが、どのような形であっても

お葬式をあげることで、一つの心の区切れにはなるのではないでしょうか。

ご遺族で悲しみを共有し、現実として亡くなった事実を受け入れ、

そのうえで、新たな生活への一歩を踏み出すための、

心を再生させるプロセスでもあると思います。

さて、近年では家族葬が多く執り行われていますが、

家族葬についてどこまでご存じでしょうか。

家族葬には明確な定義はありません。

基本的に必要なことや、式の流れは一般的なお葬式とほぼ変わりはありません。

家族葬だから、家族だけでお葬式をあげなければならないと

思っている方も多いかもしれませんが、明確な定義はありませんので

参列していただく範囲に決まりはありません。
 

ご親戚はもちろん、故人様と親しかったご友人などご家族以外の方が参列されても大丈夫です。

家族葬は、心痛の中にあるご遺族が、参列する方への気遣いや準備などが

軽減されることにより、故人様とのお別れに向けた心づもりの時間を

少しでも長くとることができます。

また、ご遺族や故人様と親しい間柄の人を中心としたお見送りができ、

思い出話など気兼ねない時間をゆっくりと過ごすことができます。

ご遺族は故人様と親交があった人に対して、生前のお礼を丁寧に伝えることもできます。

費用に関しては、一般のお葬式の場合と考え方は同じです。

家族葬だから安いという事は、安易には言えません。

確かに返礼品や料理の数が一般のお葬式に比べ減少しますので、

費用の総額は低くなると思いますが…

とにかく、前もって事前相談をして見積もりをとることが一番安心かと思います。

家族葬を終えた後、どうしても弔意を表したいなどのように、

故人様を慕う方がご自宅を訪問され、ご遺族が対応に困ってしまうということもあります。

また、お知らせする方や参列する方を家族葬だから…と

限定してしまったがために「なぜ、参列させてくれなかったのか…」

「家族葬をあげる前に知らせてほしかった…」などと、

やり場のない想いをあびせられることもあります。

お葬式後のことも考慮し、慎重にお知らせする範囲を検討したうえで、

家族葬をあげることをおすすめいたします。
 
 

リンクモアでは、随時事前相談を受け付けしております。
 悩む前に、まずはお電話を。
 きっと、不安が安心に変わります。
 2月3月は入会キャンペーンです。
 チラシも入りますので、お見逃しなく。                                             sara

 

2022.01.14

葬儀の形は十人十色。事前相談で不安~安心へ。

寒さ厳しい冬になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

インフルエンザも気になる時期ですが…

うがい・手洗い、睡眠もたっぷり取って、暖かくしてこの冬を乗り切りましょうね!

 

弊社ではご葬儀に関する事前相談を随時お受けしております。

 

かつては、生前に葬儀について話すこと、準備することは、

「縁起でもない」「不謹慎だ」「まだまだ先の事、自分には関係ない」と避けられていました。

 

しかし、近年では「家族葬」「終活」「エンディングノート」

「事前相談」「墓じまい」等のキーワードはほとんどの方が耳にした事が

あるのではないでしょうか?

 

新型コロナウィルスの影響もあり、「家族葬」「一日葬」についてのご相談が多くなり、

お葬式の形も変わってきました。

 

ご葬儀は突然のことが多く、慌てたり、不安になったりするものです。

また、短い時間の中で、決めるべきことや、やらなければならないことが

沢山あるのが現実です。

 

宗教観や価値観による葬儀の多様化が進み、最後のお別れの仕方も十人十色。

些細なことでも大丈夫です!

事前相談で、不安を安心に変えるお手伝いをさせていただければ幸いです。

 

 

葬儀に関するご相談の他、最近多いは、

 

「墓じまいをしたいが、どうしたらいいのか」

「菩提寺がなく無宗教でお別れをしたい」

「散骨をしたいがどこにお願いしたらよいのか」

「子供たちが皆、県外在住。亡くなった後の遺品整理はどうしたらよいのか?」

「おひとりさまで誰も頼る人がいない場合はどうしたらよいか」

等々、ご相談内容は様々です。

少しでも、お客様のお悩みの解決ができれば嬉しいです。

 

 

リンクモアはアフターサポートも充実しております。

必要であれば、提携している専門の業者様のご紹介もしております。

ご紹介、お見積りは無料ですので安心してお任せください。

 

尚、ご相談は、対面でのご相談の他、電話によるご相談、

ライン、メールでのご相談もできます。

また、オンライン相談もできますので、遠方に住んでいる方でも

安心してお問い合わせください。

 

さて、1/19㈬・20㈭は、アウガ1階 青森市役所駅前スクエアにて

「終活カフェ」を開催いたします。

開催時間は午前10時~午後3時まで。相談無料、個別対応なので安心です。

市役所や図書館に行ったついでに、お気軽にお寄り下さい。

お待ちしております。

Kuro

2022.01.04

棺に納めて良いもの、駄目なもの

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

ここ青森は例年にない大雪に見舞われております。

皆様お住まいの場所はいかがでしょうか。

何はともあれ、雪に負けずにかんばりましょう。

 

さて、「棺に納める事が出来るものって決まっているの?」

というお話をいただくことがございます。

故人様があの世に旅立つ際、一緒に持たせる品物ですので、

思いを込めてお選びしたいものです。

基本的には、故人様が愛用していたものや好きだったものなど

故人様にまつわる品物をお入れいたします。

しかし、一緒に燃やされるものとなるため、燃えるものでなくてはいけません。

どういったものをお入れしたらいいか、不安な方もいらっしゃると思いますので、

お入れして大丈夫な品物の例を挙げてまいります。

 

 

  • お手紙・寄せ書き

・ご家族、ご親族様より故人様へ宛てて書いたお別れの手紙や寄せ書き

・故人様が生前に受け取って大切にしていたお手紙や寄せ書き

最後に伝えたいことを手紙に書き、棺にお入れすることで

思いを届けようとされる方は多いように思われます。

  • お花

・故人様が好きだったお花や植物

故人様が好んでいたお花や育てていたお花があれば、是非お入れして差し上げたいものです。

  • お菓子・果物

・故人様が好きだったお菓子や果物

不燃物に包まれているお菓子は、パッケージからお出しして紙に包みましょう。

果物は水分が多いので、小さく切ってお入れしましょう。

  • 着ていた服

・故人様が生前着用していたお気に入りの服・お着物・仕事着・ユニフォーム

プラスチック製のボタン、金属の装飾品・チャックは外さなければなりません。

  • 御朱印帳・お札

・故人様が生前収集した御朱印帳・お札

厚みのある御朱印帳は一枚ごと外して、燃え残らないようにしましょう。

  • 故人様がご希望しているお品

・故人様が生前「棺に入れてほしい」とおっしゃっていたお品

これらは、ほんの一例でございます。私どもに何なりとお尋ねください。

 

明らかに駄目なお品としては、

  • 革製品・金属類

・メガネ、入れ歯もお入れ出来ません。遺骨を傷付けてしまう可能性がございます。

  • 爆発の恐れがあるもの

・ライター、スプレー缶、電池など。

・果物丸ごと。

  • お金

・お金を燃やすことは法律で禁止されております。

  • プラスチック製品

・燃えにくく、溶け残りが体を傷つける、有毒ガスが発生する可能性もございます。

・お菓子などのプラスチックパッケージに入っているものは、

中身だけを取り出して、お入れいたしましょう。

  • 分厚い本

・紙製品ではございますが、燃えにくくなります。

大量の灰を生み出してしまう可能性がございます。

必要なページのみを外してお入れするなど工夫いたしましょう。

  • 生きている方とご一緒のお写真

・「一緒にあの世へ連れていってしまう」と思われる方もいらっしゃる場合が多ございます。

 

以上簡単にご紹介いたしました。

 

詳しいことは社員までお気軽にお尋ねください。

 

 

rinrin

2021.12.13

自然葬~海洋葬について~

最近は死生感も多様化し、永代供養や自然葬を希望される方が多くなりました。

理由としては…

●後継者がいないのでお墓を維持していくのが難しい。

●子供達が都会に行ってしまった。

●お墓の事で子供達に負担をかけたくない。

●亡くなった後は自然に戻りたい。

などの理由からお墓を維持・管理しなくても良い方法として徐々に増えているようです。

 

では、自然葬にはどういったものがあるかというと

故人の遺骨を粉末状にしたものを、船から海に蒔いて供養する海洋散骨と

お墓の代わりに樹木を墓標とする散骨、その他空中からセスナ機や

ヘリコプターを利用して散骨する方法やバルーン葬、宇宙葬などの方法があります。

今後増々多様な弔い方が登場し、選択肢が広がっていくと思われます。

しかし、実際行うとなると様々な問題が生じる場合もありますので

専門家のアドバイスを受けるようお勧めします。

 

そこで今回は自然葬の中の海洋葬にスポットを当て、記したいと思います。

現在、青森県内では八戸沖・三沢沖・深浦沖・仏が浦沖など水域4㎞以上、

水深50m以上で漁業権の外れる場所で散骨されています。

たまにサスペンスドラマなどで船の上から遺灰を蒔くシーンがありますが、

実は昭和の時代までは、散骨は遺骨遺棄罪に当たるのではないか?

と問題視する専門家もいました。

しかし1988年に、法務省や厚生労働省が違法行為ではないという見解を

示した事で散骨専門の葬儀会社も現れ始め、2014年12月1日

一般社団法人日本海洋散骨協会が設立されました。

現在、認定海洋散骨アドバイザー検定を中心とした啓豪活動や自主的ガイドラインを設け

多義にわたる活動を行っています。

 

海洋散骨のメリット

●料金が一回限りで済むうえに安い。

●お墓や仏壇と違って、管理する手間が無い。

●自然思考や自然回帰、エコという考え方に合う。

●墓石建立に比べて、費用が抑えられる場合も多い。

●海は繋がっているからどこにいても手を合わせられる。

 

海洋散骨のデメリット

●保守的な親族から異論がでる場合もある。

●天候に左右されやすい。                                     (日程が予め決定している為、中止になった場合滞在費用が発生する場合もある)

●散骨してしまうと元に戻らないので、自分または故人様が海洋散骨を選ぶことが最適なのか

 充分考慮した上で選択する必要がある。

 

次に海洋散骨の方法ですが、一つ目は

近親者だけで行われる「単独葬」があります。

単独葬は船を貸し切って行われ、人数は限られますが

身内だけで故人に思いを馳せられる点がメリットです。

 

二つ目は、数グループが船に乗り合わせて行う「合同散骨」という

方法があります。

全く面識の無い家族と一緒の船に乗る事に少し抵抗を感じるかもしれませんが

その分チャーター船の料金が分割されて安く済むというメリットがあります。

 

いずれも各専門業者によって料金体系や含まれる内容が異なりますので

こちらも専門家にアドバイスを受けるか当社までご連絡いただければ

専門業者をご紹介いたしますのでお気軽にお電話ください。

 

株式会社 リンクモア           ☎017-735-1407

 

                      パッフェルベル 9

 

2021.12.02

冬の葬儀の服装って悩みませんか・・・

冬の葬儀に参列するときの服装選びでは、暖房のないところでも長時間いられるような

しっかりした寒さ対策とマナー違反にならない服装がポイントです。

女性はスカートの着用が多いため、特にあたたかい服装が大切になってきます。

冬の葬儀にはタイツやブーツを履いても良いのか、

コートや靴はどのような物を着用したら良いのか、

意外と知られていない服装の注意点について触れていこうと思います。

 

冬の葬儀で着用できるコート

冬の葬儀には防寒対策としてコートは必需品です。

黒や濃紺、ダークグレー系のダークカラーでシンプルなデザインのものがよいでしょう。

基本的にカジュアルなものでなければ問題ありません。

葬儀で着用するなら無地のものがもっとも無難といえます。

ベージュ系などの春物コートはマナー違反にはなりませんが、

黒一色の葬儀会場の中では浮いてしまう可能性があります。

その場合は式場の外でコートを脱いでいけば問題ありません。

 

気を付けなければいけない素材

あまり多くは見かけませんが、仏教では殺生は禁じられているため、

革やスエード、毛皮のコートの着用は避けます。

フェイクファーの素材もなるべく控えたほうが良いでしょう。

また、光沢のあるサテンなどの生地も葬儀には不向きです。

生地の素材によっては、こすれたときに音が出てしまうものもあります。

厳かな雰囲気の中で執り行われる葬儀において、音が出る素材は避けたいものですし、

周りからカサカサと音がしてしまうと気にされる方もいますので注意しましょう。

 

冬の葬儀、黒タイツを履いても大丈夫?

足の部分の露出が多いワンピース・スカートの場合、

冬の葬儀ではストッキングの代わりに黒いタイツを着用して参列する人も見られます。

黒タイツを履くことはマナー違反とはされていませんが

一般的に礼服では黒のストッキングとされていますので

なるべく薄いタイツを選ぶことをおすすめします。

60デニールくらいでも、ストッキングと似た透け感のあるものであれば、

カジュアルに見えにくいのでおすすめです。

なお、パンツスーツの場合は黒あるいは肌色のストッキングを着用します。

 

冬の葬儀の靴選び

女性の場合、冬になるとブーツを履くことも増えますが、

葬儀にはシンプルな黒のパンプスが適切です。

葬儀の靴はいうまでもなく黒が原則です。

ヒールの高さは一般的に3~5センチが望ましいとされています。

歩きやすい太めのヒールが望ましく、ピンヒールは避けます。

粛々と行われる葬儀では靴の音にも十分な注意が必要です。

男性の靴は、形・素材や色のマナーを守って選びましょう。

男性の場合、女性ほど靴の選び方はむずかしくありません。

しいていえば、金具がついた革靴は避け、靴下も靴にあわせて黒に統一します。

寒冷地での葬儀や大雪などの悪天候の日は、

ブーツや長靴でも目立たない地味なものならば履いていても良いでしょう。

場合によっては別に靴を持参するなど、会場に着いたときに履き替えるのもいいかと思います。

 

青森では特に、その日の天候にあわせて臨機応変に対応することが大切です。

年々、家族葬が増え参列の仕方も様々になってきましたが、

こういったマナーはいつの時も変わらないものとして

皆さんに覚えておいていただき参考にしてもらえればと思います。

 

これからまだまだ長い冬コートやマフラーなどあれこれ持ち物が増える季節です。

葬儀の際はくれぐれもお忘れにならない様に参列してくださいね。

 

                                   青い鳥

 

2021.11.01

お葬式のあれこれ

お葬式にはたくさんの迷信、言い伝えがあります。

いまでこそ常識となっている弔事マナーも迷信をベースにして

彼から作られたものが多いようです。

古くから伝わる迷信にはどのようなものがあるのでしょう。

今回はそんな迷信や言い伝えについてご紹介いたします。

 

友引にお葬式をあげることはできないという言い伝えがあります。

仏滅や友引は、明治初期は物滅(物をなくさないように気を付ける日)、

共引(引き分けの日)の字がつかわれていたそうです。

実は仏教、神道をはじめ宗教とは一切関係はありません。

友引にお葬式をすると「死者がさみしがり友を連れていってしまう」

という言い伝えがありますが、迷信にすぎません。

ただ、現実には火葬場がお休みの地域があったり、

お寺でも友引はお葬式をしないのがほとんどです。

しかし、浄土真宗の教えでは、迷信を拠り所としない宗派なので

友引の日に葬儀をしてもさしつかえないとされております。

ゲン担ぎとして今でも六曜は冠婚葬祭で用いられることも事実なので

「お祝いごとはいい日を選びたい」という気持ちも大事にしたいと思います。

出棺の時に「死者の茶碗を割る」という習慣は、

「ご飯を食べにもどってこないように」棺に釘をうつのは

「こちらへ戻ることなく、三途の川を無事にわたれるように」という言い伝えから。

「死者が戻ってきたらどうしよう」という不安、

そして「死者が迷わずあの世へ行けるように・・・」

という意味を含んだ迷信は他にもあるようです。

 

妊婦が葬儀に参列すると、故人が赤ちゃんを連れて行ってしまう・・・

とか、子供に災難がふりかかるなどの言い伝えがありますが、

これは妊婦に対する配慮からきたと考えられます。

昔の葬儀といえば、女性は裏方として炊事などをこなさなければならず、

大変な苦労があったことでしょう。

妊婦だと当然母体に負担がかかっていたと思われますので、

まわりの人の気遣いからこのような迷信が伝えられたのかもしれません。

しかし、現代の葬儀では、ほとんど葬儀社が手配してくれますので、

女性の負担は随分と軽くなってきています。

冷暖房、イス席もあるホールが多いですから、昔と違って負担を強いられることはありません。

 

着物を左前にあわせて着せるのは縁起が悪いとされています。

それは、死者に着せる着物は左前になるように着せます。

死後の世界は生きている世界と真逆の関係だと言われているためそのように着せます。

このように、死者に対して行うことは、普段の生活ではしてはいけないとされております。

 

例えば、人の箸から人の箸へ食べ物をつまんで渡すのは、

骨を拾う(箸渡し)を連想されるので縁起が悪いとされております。

元々は単なる迷信に過ぎなかったことでも今では、

基本的マナーとして一般常識とされております。

今回は、葬儀の迷信や言い伝えについて書かせていただきました。

昔ながらの、習慣は現代では簡素化になり残っていない習慣もあるようです。

昔の話などをきくと面白いので、後世にも残していきたいと思いました。

 

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