スタッフブログ」カテゴリーアーカイブ

2020.06.22

枕花

 

以前、ご葬儀を担当したお客様から

「枕花っていつあげる物?」と

聞かれた事がありました。

故人様が亡くなられたら贈るもの。 そういう認識でしたが…

枕花とは、故人様の枕元に飾られる花の事です。

贈ることで故人様への哀悼の意を表すわけです。

 

みなさんも知人や親族の訃報が入り、

別れが突然訪れる経験をした事があるかと思います。

そういった時に限ってなかなかすぐにかけつけれない、

今はコロナ対策もあり、遠方だとなおさらすぐにかけつけるのは

難しいですよね。

 

そんな時こそ「枕花(まくらばな)」を贈ると

故人様への感謝の気持ちなど伝えることが出来る

大切なものだと思います。  

 

 

 

 

 

青い鳥

2020.06.16

涙雨

 

 

 

東北地方の梅雨入りが発表されました。

この時期になると、雨の中のお葬式も多くなってきます。

雨の日の葬儀を「涙雨(なみだあめ)」と言う方もおり、

故人様が

「まだ生きたかった…」

といったこの世への未練から、あの世で涙を流しているなど

ご遺族様の悲しみをさしていたりなど様々な意味合いがあります。

 

昔から天気は人の感情を表したり、様々な場面で使われています。

 

私自身なにか辛い時があっても晴れているだけで少し励まされたりすることがあります。

 

 

今回は天気にちなんだお話でした。

皆様体調に気をつけながら頑張っていきましょう。

 

 

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2020.06.13

竹の子汁

毎年、この時期になると

スタッフのみなさんに竹の子汁をふるまっています。

 

今年は鰺ヶ沢、長平の竹の子を使い

醤油ベースで味付け。

 

みなさんが喜んで食べてくれるのが嬉しいです。

 

秋はきのこ汁を作りたいと思います。

 

 

 

竹の子族

2020.06.03

クラクションを鳴らすことには弔いの意味

先日、担当した葬家様からご質問がありましたので皆様にもご紹介致します。

「出棺する時、どうして霊柩車はクラクションを鳴らすの?」

というご質問内容でした。

霊柩車がクラクションを長く鳴らすのは、最後のお別れを示しています。

由来ははっきりしていなく、諸説ありますので代表的なものをご紹介致します。

 

 

*鐘や楽器の代わり

昔は出棺の際にお寺の鐘を鳴らして出棺を知らせる事がありました。

しかし、お寺で葬儀を行うことが少なくなっている現代では、

鐘や楽器の代わりに車のクラクションを鳴らして

出棺の知らせにするという形へと変化したという説があります。

 

 

*茶碗割りの代わり

地域によっては、出棺の際に茶碗を割る儀式があります。

割る茶碗は、葬儀の際に故人の近くにお供えしてある茶碗です。

お供えしている間は茶碗にご飯がてんこ盛りになっており、中心にお箸が立ててあります。

これは、あの世への道中にお腹が空かないようにとの想いを込めたものです。

出棺の際には、もうこの世に戻らないようにとの気持ちを込めて、

茶碗を割るのが茶碗割の儀式です。

最近では茶碗割りの儀式を行わず、代わりにクラクションを鳴らすことがあるようです。

 

 

*汽笛や空砲の代わり

もうひとつの説には、汽笛や空砲の代わりという説もあります。

遺体の長期保管が出来なかった時代は、

航行中に死者が出てやむを得ず海へ流さなければなりませんでした。

遺体を海へ流す際に、汽笛や空砲を合図として使っていました。

この行為を、礼砲を鳴らすと言います。クラクションは、礼砲の名残とも言われています。

 

 

*一番鶏の泣き声の代わり

ひと昔前の葬儀は、夜明け一番に出棺することが多くありました。

出棺をする時刻には一番鶏が鳴くこともあったので、

クラクションを鳴らして一番鶏の代わりとしたという説もあります。

また、一番鶏の声には蛇をはらう力があるとされているため、

故人があの世へ行く道の邪をはらうという意味も込められているようです。

 

このように、クラクションを鳴らすことは、

昔ながらの風習が形を変えたものということが分かります。

いずれの由来でもクラクションを鳴らすことには弔いの意味が込められています。

霊柩車を見送る際は、合掌と黙礼をして故人をお見送りしましょう。

 

 

 


~~緑茶~~

2020.05.14

仏衣について…

 

 

 


 

 

 

亡くなった方の為に執り行う大切な儀式に「納棺」があります。

近いご家族で、旅支度を整えるお着せ替えの儀式。

そのお着換えの時の着物を「仏衣」といいます。

(年齢によっては「死装束」と表現した方がわかりやすい、ピンとくる方もいると思います)

 

 

 

昔は、家族の女性が端を結ばない糸で着物を大急ぎで縫ったそうです。

最近は、縫うことも難しく、各葬儀社で準備することが多くなってきました。

また、種類も白に限らず様々な色合いや模様・刺繍入りの仏衣も増えてきております。

 

 

そこで、リンクモア平安閣では仏衣のカタログをリニューアルいたしました。

色のついた着物や刺繍といえば女性らしい印象が多いですが、そこはご安心ください。

男性向けのダンディなお着物もそろえております。

長い旅路に向けて、家族でできる故人様への最後のお世話。

先にかの地へ旅立った、奥様やご主人様・ご両親などとの再会の時の衣装にもなります。

ぜひご本人様の好きな色や柄のお着物で旅立っていただければと思います。

 

 

 

 

もちろん、ご宗派や地域風習にもよる場合がございます。

リンクモア平安閣では、そんな疑問・質問・心配事など「不安」を「安心」にできるよう、

年中無休・いつでもご相談承ります。

 

 

 

友引の日に事前相談会も開催中です。

友引といえば午前中が「吉」のお日柄。絶好の相談日和です。

ぜひ皆様、平安閣アネックスへいらっしゃってくださいませ。

 

 

 

つっちー

2020.05.08

共に乗り越えましょう

コロナ感染がまだまだ続く昨今ですが、

全国の新たな陽性の方も二ケタ代と

まだ予断を許さない状況が続いております。

当社でも予防キャンペーンと題して密葬はもちろんのこと、

マスク着用、手すりやテーブル、椅子等接触する部分の消毒、

室内においては空気洗浄のイオンクラスターを使い、

参列される皆様に安心してご会葬いただけるよう努めさせて頂いております。

 

最近でも市内の個人事業者様にアマビエのステッカー等をお配りさせて頂き

共にこの危機を乗り越えましょうと、賛同して頂き心強く感じております。

 

                                            donchi

2020.04.17

予防対策

 

世間では新型コロナウイルスの件で持ちきりです。

平安閣の各ホールでも『手洗い』『うがい』に加え、

日々の除菌など感染防止対策をとっております。

感染しない為の準備ももちろんですが、

感染させない為の準備や予防もしっかりと行っています。

 

終息の目途はまだ立っていませんが、

一人ひとりが意識を高く持って

コロナウイルスと戦っていきたいと思います。

ご家族、故人に寄り添うリンクモアのご葬儀、

家族葬の平安閣カシータにも皆様、ぜひお立ち寄り下さい。

いつでもスタッフ一同、皆様をお待ちしております。

 

 

 

 

ちび太

 

 

 

2020.04.15

うれしいたより

 

2015年8月8日にお葬式のお手伝いをしたお客様から、

地元でとれたトマトをいただきました。

 

今の時期??

 

そう、私は行ったことのない、南の島・小笠原諸島より

青森で息子さんを亡くされたお母様よりいただきました。

 

今年で5年、覚えていてくれることがうれしいです。

感謝される仕事につけたことを幸せに思います。

 

仕事でお客様に恩返ししなきゃ……

お葬式がどんどん変わってきました。

 

変化のスピードがとても速く感じますが、

リンクモアの経営理念「心の絆をだいじに」を

伝え続ける葬儀を目指します。

 

 

昨今、コロナウイルスで葬儀はどうしたらいいの? 一日葬とは?

家族だけで葬儀をしたい、予算は? どのくらいかかるの? などなど

事前相談が増えています。

 

毎月友引の日

平安閣アネックス(堤町) 平安閣カシータ光(勝田)

10時~13時開催しています。

ぜひお客様の疑問を解消してください。

 

 

 

 

サツエ

 

 

2020.04.14

「天国ポスト」

 

大切なあの人への想いをいま届けたい

 

出会えたことがかけがえのない宝物

 

平安閣では「天国ポスト」を設置しております。

 

 

旅立っていく 大切なあの人へ

 

あなたの想いをカタチにしてみませんか。

 

 

 

 

 

K

 

 

 

2020.04.08

「この世」に引き戻す大きな力

 

人は大事な人を失ったとき

誰にも会いたくありません。

 

何もしたくありませんし

一言も喋りたくありません。

ただ、ひたすらに泣いていたいのです。

 

でもそのまま数日が経過すればどうなるでしょうか。

 

残された人は、本当に人前に出られなくなってしまいます。

 

誰とも会えなくなってしまいます。

 

葬儀は、いかに悲しみのどん底にいようとも

その人を人前に連れ出します。

 

引きこもろうとする強い力を

さらに強い力で引っ張りだすのです。

 

葬儀の席では、参列者に挨拶をしたり、

お礼の言葉を述べなければなりません。

 

それが、残された人を「この世」に引き戻す

大きな力となっているのです。