【数珠はなぜ左手?】
右=仏、左=私たちを表すとされています。
•象徴の理由:仏教では右手=仏の徳、左手=私たち(衆生)を表すとされ衆生の修行具である数珠は左手にかける、という考え方があります。
• 所作の理由:受付で香典を出す・焼香する・合掌するなど、動作は右手主導が多いので、左で保持すると所作が崩れません。
• 実務の理由:人や物に触れる右手側でチャラつかせない=音・落下防止。現場ではこれが一番トラブルを減らします。
以上の理由から数珠は“左手に”とされています。
受付や焼香は右手主導ですので、実務的にもスマートに出来ちゃいます。
迷ったら「左で携行→合掌は両手に・房は下」
音を立てず、房を大切に扱うのがマナーです。
※宗派で違いがありますが基本は左手とされています。

担当:柳谷