~「数え年の豆知識」~
「数え年」とは日本の古来において誕生を「1歳」とし、0歳は数えず元日を迎えるごとに年をとるという太陽歴の数え方が主流となり、広まった年齢の数え方のことを指しています。
この数え方は家族の年齢の管理を簡略化し、より分かりやすく計算した方法です。
また命の始まりや自然のサイクル(流れ)を重んじる伝統や文化、さらに神から年を預かるという信仰と深く結びついているものです。
一方で満年齢というものがありますが、自分が生まれてから何年が経過したかを表す年齢・数え方で、生まれた時点で0歳とカウントし、誕生日を迎えるごとに1歳ずつ足していき、計算する方法です。
現代の名残としては七五三、長寿のお祝い、厄年、法要における享年など、日本の伝統文化や行事において数え年の名残となっており、現在でも使われている方法です。
皆さんもこの機会にご家族やご友人と一緒に、「数え年」について話し合ってみるのも良いのではないでしょうか。

投稿者:Mai.y