2022.02.01

葬儀の風習.しきたりあれこれ

その土地、その地域だけに存在するユニ-クな葬儀の習慣や

しきたりがたくさんあるのをご存知でしょうか?

他県の葬儀に参列する機会は少ないため、一般てきなお葬式のマナー知っていても、

自分の住んでいる地域のお葬式との違いに驚いてしまう人は少なくないとおもいます。

 

青森の場合は、

・葬式の前に火葬をする前火葬

お通夜の前に火葬を行うのが多い。

雪深い地域では親戚が集まるまで時間がかかるから

先に火葬を行うようになったといわれています。

最近では、火葬場の都合や諸事情でお通夜の後に火葬と行うケ-スも

増えてきていつように思います。

・お葬式の後の法要をまとめて行う取り越し法要

葬式、お葬式、納骨の後に、四十九日や百カ日までまとめて行う。

遠方から何度も参列していただくのは大変という配慮からだと聞いたことがあります。

・骨箱から骨だけを出して納骨する

全国的に骨壺に入れたまま納骨することが多いと思いますが、

「ご先祖様と一緒に眠る」「土に還る」とことから容器から出して

納骨すると聞いたことがあります。

・家の玄関の両側に「もんがり」をする

 最近はみかけなくなりましたが、木の棒を2本交差させて、×印にして門に飾ります。

・タワーのような盛篭が並ぶ

・一般の人でも死亡広告をだす

・実物のかわりに花輪ポスターを貼る

 供物代として葬家に現金を封筒に入れて香典とは別に渡す。

 冠婚葬祭を簡略化する運動が進められたことが関係していると言われています。

・香典返しは「当日渡し」として、葬儀当日に渡す。

・「津軽」と「南部」ではお葬式も違う

津軽地域は、一般に通夜に多く参列するが、南部地方の八戸周辺では、

通夜は近親者のみで行う「自宅通夜」が多く、一般の参列者はお葬式に参列する。

お葬式に参列する際に詳しく知りたい時は、葬儀社や地元の方に

確認されることをお勧めします。

 

コロナの影響で、葬儀が大きく変わろうとしています。

会葬時間を設けて行う葬儀や身内のみで行う家族葬・一日葬が増えきています。

三密防止のために参列者には会葬時間内で焼香のみでお別れをしていただいております。

参列者への配慮からなのですが寂しく思うことがあります。

 

新青森駅前に新しい家族葬ホ-ル「みおくり邸宅」をオ-プンする予定です。

1日1家族に限定した宿泊型の為、家族や親しい知人が集まって、

故人との最後の時間をゆっくりと過ごしてお見送りをして頂ける施設となっております。

オ-プンした際には、是非一度、見学にお越しください。

お待ちしております。

                                    (りんご)