スタッフブログ 2022年2月

2022.02.26

あたたかい小さな家

今日は、平安閣の家族葬ホール、平安閣カシータについてお話したいと思います。

どうぞ、宜しくお願い致します。

こちらのカシータは、ご安置部屋・式会場が隣同士になっており、好評を頂いております。

会場と隣同士なので、「時間に余裕をもてること」「忘れ物の心配がないこと」

など様々な利点があります。

あるときは、どうしても都合が合わず、葬儀当日は来られない

というご挨拶に来られたお客様に、「葬儀会場をみていきませんか?」

と喪主様がお声をかけられていました。


会場を眺めながら、個人様をしのんだゆっくりとした時間をお過ごしに

なられていたのをとても素敵に感じました。

そういったご縁を大切に出来るのも、すぐ隣だからこそ、かもしれません。

あたたかい小さな家

こういったあたたかいエピソードがたくさん増えることを願って。

スタッフ一同、お手伝いさせていただきます。

こちらはご安置室、マーレです。

茶を基調としており、青森の海をイメージした、落ち着いてお過ごし頂けるお部屋になります。

ベッドは2つご準備しており、その他、布団もご用意しております。

十分な広さをもったお部屋になるので、

来客対応や複数人でのお泊まりも心地よく、お過ごし出来ると思います。

こちらは、チェーロです。

白とターコイズブルーを使った、青森の空をイメージしたお部屋になります。

こちらは、ベッドではなく、お布団を対応したお部屋です。

こちらで、とても印象に残っている出来事がございます。

奥様をなくされたご主人様が、リビング葬を行った時のことです。

ティファニー色の壁紙と、お花がたくさん飾られた祭壇をみて、

「ちょっとした結婚式みたいだなー」

と奥様がきっと喜んでいると涙ぐんでいらっしゃいました。

私は、スタッフとして式に入っていたのですが、奥様との思い出話などをきいて、

しあわせのおすそわけを頂きました。

こうして、お客様から学ばせて頂くことが多い中で、私達からも、

心配りのあるお手伝いをしていけたらと、毎日励んでおります。

どちらのお部屋も、青森藍を使用したものや、ブナコなど。

より、青森を感じられるお部屋になりますので、ぜひご見学・ご相談ください。(要予約)

 

そして、只今

みおくり邸宅オープンキャンペーンを開催中です。

期間中にご入会のお客様へ前回好評だった

青森藍セット、キレイキレイギフトセットなどなど嬉しい特典をご用意しております。

ぜひご入会ください。

ご連絡先
株式会社リンクモア
0177351407

                                        まちこ

2022.02.19

改めて感じた、青森の葬儀

先日、県外にいる友人と話をしていたのですが。

その時に何年か前に葬儀に参列する機会があって

青森と違う事に驚いたことを教えてくれました。

他の地域とは、火葬をするタイミングが違って驚いたそうです。

小さい頃に母方の祖父が亡くなり、その時に初めて葬儀に参列しました。

小さい頃は何も気にする事もなかったですが、

運転免許を取得したころに父方の祖母、伯父、従兄弟と続き、社会人になったころには

火葬のあとにお通夜とお葬式があたり前に感じていました。

でも、他の地域の方から見たらこの火葬のタイミングは驚くのでしょうね。

普通はお通夜やお葬式を終えたあとに出棺をして火葬を行うことが多いみたいですね。

青森のように、火葬のタイミングがお通夜よりも先のことを前火葬といいます。

亡くなられた日から2~3日たつとお通夜よりも先にお骨になってしまうので、

故人様と最後のお別れをされたい場合などはお通夜より先に

亡くなられた方のいる場所へ訪れなくてはなりません。

これは遺体が腐敗してしまうことを恐れた津軽藩の藩主が先に火葬をしたことが

きっかけとの説や、雪が厳しい地域で簡単に人が集まることができない土地柄から

先に荼毘にふす方がいいという説やなどがあります。

 

火葬のタイミングが違うのも驚きましたが、

もう一つタイミングが違うことがあるのも知りました。

香典返しのタイミングも違うみたいです。

亡くなられた方の49日の法要が終わったころに、香典返しをいただいたそうです。

青森以外の地域では、弔問客にお渡しする香典返しは49日の法要が終わってからが

通常の風習みたいです。

青森では葬儀の当日にその場で香典返しをお渡しするので、聞いた時は驚きました。

青森は一般の参列者はお通夜に参加することが多いと思っていたのですが。

実は青森市や弘前市がそうなのですが、八戸市近辺の地域は

お葬式に参列することが多くあるそうです。

お通夜には近親者のみでおこなって多くの弔問客は

お葬式に参列という流れになっているみたいです。

同じ県内でも地域で違うのを初めて知りました。

忌明けの時期に違いもあるみたいです。

青森市は三七日なのですが、八戸市は五七日なのだそうです。

 

青森に生まれ育って、知らないことがまだまだありますが。

他の地域との葬儀の違いは経験した方からのお話を聞かないと

気がつかないことばかりだなと実感しました。

 

                               ちま

2022.02.05

忌明けとその後について

みなさん、忌明けという言葉を一度は耳にした事があると思いますが、なにをどうすればいいのか、わからない方も多いと思います。

本日は、忌明けと忌明け後についてお話したいと思います。

『忌明け』とは遺族が喪に服す期間を終えることで、仏教では四九日の法要を行います。四十九日を忌明けとする理由としては、人が亡くなった日を1日目として49日間を「中陰(ちゅういん)」と呼びます。冥途(めいど)と呼ばれる死者の魂が行く世界には、十王(じゅうおう)が存在し、7日ごとに十王による裁きが行われ、49日目に泰山王(たいざんおう)の裁きを受けて故人の霊が極楽浄土に行けると信じられています。

そのため、49日を最初の忌明けとしているそうです。

四十九日に行う儀式には  ●四十九日の法要 ●納骨法要 ●開眼法要などが行われます。 

【開眼法要】とは葬儀が終わるまでの間、祭壇に安置する仮の位牌「白木位牌(しらきいはい)」から本位牌に変える儀式です。仏像の目を開くという意味があり、仏壇や位牌などを新しく購入した際に、僧侶に読経をしてもらうことを開眼供養と言います。四十九日が過ぎた後に、白木位牌は菩提寺に納めます。

神道では10日ごとに祭典を行い、五十日祭の翌日に清祓いの儀を行い忌明けになります。ちなみに、キリスト教では忌明けという概念はありません。

 

◆忌明けまでにしてはいけない事

◎忌中や喪中は祝い事を避けた方がよいとされています。

・結婚式、七五三

・年始の挨拶

・お中元やお歳暮

・神社に参拝しない

◎旅行や飲み会、引っ越し、家の新築などはどうなのか

・旅行や飲み会参加は実は厳密な決まりはないため、参加しても問題ありませんが、「忌中に飲み会に行くなんて」「忌中に旅行?」と思われる可能性もありますので、相談して決めた方が安心ですね。

・引っ越しや新築については、四十九日が過ぎるまでは引っ越しや家の新築は避けたほうがいいと言われています。というのも、故人の魂は四十九日を過ぎるまでは家にいると考えられているためです。故人の魂を遺したまま、引っ越しや新しい家に移るのは避けたほうがいいみたいです。

ですが、現代では仕事や学校の関係で忌中に引っ越しをする人もいますので、家族とよく相談して決めるのがいいと思います。

 

◎故人との関係で忌中の期間が変わるの?

親族が亡くなったら忌中というイメージがありますが、実は親族であっても故人との関係で忌中の期間が変わります。

一般的に

親や配偶者      50日

祖父母        30日

兄弟姉妹・子ども   20日

孫          10日

*親戚にあたる叔父叔母は20日

従兄弟は1~3日とかなり少なくなっています。

 

◆忌明け後にする事

・忌明けの挨拶状

・形見分け

・法要:百箇日、一周忌

 

以上、忌明けまでしてはいけない事・忌明け後にする事をまとめてみました。

忌明け前後の過ごし方を覚えておくと、少しは安心して過ごせるのではないでしょうか。

忌明けの挨拶文・法要の相談など、どんな些細な事でも構いません。

お困り事がございましたら、お気軽にリンクモア平安閣 017-735-1407へ

                                        まめ

2022.02.01

葬儀の風習.しきたりあれこれ

その土地、その地域だけに存在するユニ-クな葬儀の習慣や

しきたりがたくさんあるのをご存知でしょうか?

他県の葬儀に参列する機会は少ないため、一般てきなお葬式のマナー知っていても、

自分の住んでいる地域のお葬式との違いに驚いてしまう人は少なくないとおもいます。

 

青森の場合は、

・葬式の前に火葬をする前火葬

お通夜の前に火葬を行うのが多い。

雪深い地域では親戚が集まるまで時間がかかるから

先に火葬を行うようになったといわれています。

最近では、火葬場の都合や諸事情でお通夜の後に火葬と行うケ-スも

増えてきていつように思います。

・お葬式の後の法要をまとめて行う取り越し法要

葬式、お葬式、納骨の後に、四十九日や百カ日までまとめて行う。

遠方から何度も参列していただくのは大変という配慮からだと聞いたことがあります。

・骨箱から骨だけを出して納骨する

全国的に骨壺に入れたまま納骨することが多いと思いますが、

「ご先祖様と一緒に眠る」「土に還る」とことから容器から出して

納骨すると聞いたことがあります。

・家の玄関の両側に「もんがり」をする

 最近はみかけなくなりましたが、木の棒を2本交差させて、×印にして門に飾ります。

・タワーのような盛篭が並ぶ

・一般の人でも死亡広告をだす

・実物のかわりに花輪ポスターを貼る

 供物代として葬家に現金を封筒に入れて香典とは別に渡す。

 冠婚葬祭を簡略化する運動が進められたことが関係していると言われています。

・香典返しは「当日渡し」として、葬儀当日に渡す。

・「津軽」と「南部」ではお葬式も違う

津軽地域は、一般に通夜に多く参列するが、南部地方の八戸周辺では、

通夜は近親者のみで行う「自宅通夜」が多く、一般の参列者はお葬式に参列する。

お葬式に参列する際に詳しく知りたい時は、葬儀社や地元の方に

確認されることをお勧めします。

 

コロナの影響で、葬儀が大きく変わろうとしています。

会葬時間を設けて行う葬儀や身内のみで行う家族葬・一日葬が増えきています。

三密防止のために参列者には会葬時間内で焼香のみでお別れをしていただいております。

参列者への配慮からなのですが寂しく思うことがあります。

 

新青森駅前に新しい家族葬ホ-ル「みおくり邸宅」をオ-プンする予定です。

1日1家族に限定した宿泊型の為、家族や親しい知人が集まって、

故人との最後の時間をゆっくりと過ごしてお見送りをして頂ける施設となっております。

オ-プンした際には、是非一度、見学にお越しください。

お待ちしております。

                                    (りんご)